Melodies Of Tibet

チベットの文化に興味があり、現地の楽器を使っているとの事でしたし、ジャケットの絵のキレイさもあいまって購入しました。
ネパール音楽と比べるとテンポが早く、キビキビとした印象で、より中国的な雰囲気がありました。歌がない分、落ち着いて聴けます。

魅力的なジャケット・デザインに惹かれて、つい購入しました。

楽曲が、どうとか言うより、楽器の音色が非常に良いですね。

今まで聴いた事のない美しい音色にうっとりします。

こんなCDを取り揃えているあたりもティラキタさんの特徴ですよね。

チベットのレアな楽器を使った素晴らしいアルバム集だと思います。

こういう珍しい楽器を使ったCD、もっともっと、色々入荷して欲しいです。

素敵なCDを、ありがとうございました。

チベットの楽器の音源を探していました。
編成はソロ・ドュオ・トリオです。
すべてシンセサイザーなどではなく、生の楽器の音です。
録音状態も非常にクリアで、電気的なリバーブ（後付けの響き）もかなり控えめです。楽器の音そのものを聴きたい人にお勧めします。
しかし、ヨガをしながら流すのにはちょっとクリアすぎる感もあります。編成を増やし、奥行き感のある曲も入っていると尚一層素晴らしいと思います。

４つの楽器のみで奏でられる、シンプルかつ民族色の強いインストゥルメンタル作品。
歌が無いので、聴き飽きることもなく、一日中かけっぱなしの時もあります。
雰囲気としては、とても素朴。
けれど、ひとつひとつの音色が力強く、シンプルだけど心に残る音楽です。

現地の料理屋さんから流れてくるような、親しみやすい音楽です。
主にチベットの弦楽器からなっています。

インストゥルメンタル作品なので、歌詞カードはなく、表紙が２枚になっていて、その内側に英語で楽器の紹介がされています。
以下、楽器紹介の和約です(割愛あり)。

◆ドラ・ニェン
チベット独自の６弦楽器で、「甘い音」という意味です。
リュートに似ていて、奏者は主に親指、他の指で弦を押さえて演奏します。
これはチベットでは広く普及している大変一般的な楽器で、特にU-Tsangで演奏されます。

◆ピ・ワン
ヴァイオリンに似た弦楽器で、動物の毛を張った弓で演奏します。
この楽器は近隣の国から入ってきました。
チベットではこれらはいろいろな形の物が地方によって使い分けられています。

◆ギュエ・マン
ヤン・チンによって知られている楽器です。これも主に独奏に使われます。
木の板に多くのワイヤーを張って造られていて、多くの弦部分からなる音色を奏でます。
二弦をSindhiのように同時演奏します。
これも近隣諸国から入ってきた楽器です。

他に、フルートが使用されています。

チベット楽器のCDを買ったのは初めてですが、とても親近感を覚えました。
上記の楽器たちを自分でも演奏してみたいと思わせてくれる、素敵なCDです。