DUS[DVD]

2005年にスマッシュヒットした作品。音楽が良かったこと、またダンスシーンが多いことでも話題になった作品です。

【あらすじ】
テロ対策部のスィッダーント（サンジャイ・ダット）局長は、何者かが大規模なテロを画策しているとの情報を入手し、捜査に乗り出した。
猶予期間の１週間の間にテロの犯人を見つけ、未然に防ぐことはできるのか？

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【翻訳者さんからのレビューです】

映画のタイトル「ＤＵＳ」とは数字の１０。

テロ対策部は「５月１０日、ジャムワールなる人物が 大規模なテロを画策」という情報を入手し、 事前に阻止すべく、対策を練るのですが、 国家の支援は得られず、独自に一つ一つ糸を辿りながら テロを握りつぶすストーリー展開は見事です。

対策本部長スィダント（サンジャイ・ダット）は 部下シャシャンク（アビシェーク・バッチャン）、 アディティー（シェルパ・シェッティ）、 アディティヤ（ザイド・カーン）等に対し 親子であり、時には兄弟の様に・・と アットホームな雰囲気で接してきましたが 任務中、連続するつらい出来事をはねのけながら、 テロリストを追い詰めるのですが、刻々と迫るタイムリミット！ 手に汗を握る・・とはこの事でしょう。

身を裂かれる様な選択を迫られたスィダントの苦悩はいかに？

任務を捨て、愛に殉じようとするネハーとは？

任務の遂行に、命を賭けるシャシャンクの運命は？

必死の捜索を潜り抜け、正体を現さぬジャムワールとは？

ハードボイルドでアクションものでありながら、 インド映画らしい人間模様が複雑に絡み、見ごたえのある作品に 仕上がっています。

面白い謎解き、あっと言わせるどんでん返し！ 特に名優パンカジ・カプールは、注目に値します！
あの「挙動不審」感が漂う演技は驚愕ものです。
この映画の大きな見所の一つです。