Om Shanti Om [DVD]

初めてインド映画に触れたのがこのOm Shanti Omでした。インドのおバカ映画のような先入観を持っていましたが、はっきりと裏切られ、衝撃が走りました。
人がもつ喜怒哀楽をはっきり表現して、愛の深さ、インドならではの輪廻転生の概念、これでもか！！と美の絶頂を見せつけるダンスシーン、どれをとっても最高でした。ラストシーンは、涙なしには観られません。笑えるシーンも含めて、最高に美しい映画でした！

本当に素晴らしい作品でした！！
最初、皆さんも評価されているように、”エンタテイメント性が高い映画”という事を念頭に置いて鑑賞したのですが、 もちろん、その部分も多く持ちつつ、私はどちらかと言うと、かなり高質でストーリー性の凝った、奥深い内容だと思い、本当に出来た物語、という事で評価させて頂いています。
この映画を観る前からサントラはよく知っていたので、エンタの部分はなんとなく分かっていたという事もあるのですが、内容的に（あらすじは読んでいたものの）こんなに物語が素晴らしいとは思いませんでした・・感動で涙が止まらず、とくにラスト辺りのシーンは、まるでオペラミュージカルのようで圧巻でした。映像も美しく、ゴージャスで煌びやか。

ストーリー的には、３０年の時代を経て・・という展開がとてもいいですね。それだけに重みもあり、せつなさや悲しみもこみ上げてくるものがありました。シャールクのヒーローぶりはさすがですが、アルジュンの悪役もハマっていて良かったです。
こんなスリルのある展開だとは想像もしていなかったので、いい意味で期待を裏切られました（笑）。私個人的には軽〜く流すような映画ではなく、自分の心の中でずっと大切にしたい映画の１つとなりました。本当に素晴らしかったです。心から、有難うございました！！

よく出来たストーリーだと思います。
過去と現代の情景が音楽や衣装で上手く表現されています。
内容も“切ない片思い〜敵討ち”でシリアスですが、コミカルさも入っていて楽しく見ることが出来ました。
豪華キャストが歌って踊っているそれだけでも見る価値アリの作品だと思います。

明るいコメディかな？と思ったら前世の記憶やリーンカーネーションありで、
そこは、やはりインド。
女優さんが映画初出演というのをテロップで見て、家族もびっくり。
幽霊になって出てきたシャンティが綺麗でした。ボンドガールになった彼女を
見てみたかった気もしますが、これでいいのかも。

一度劇場で観た時の感動が忘れられなくて買いました。
（劇場で踊りだしそうなくらいにワクワクしちゃいました！）

もう〜何回観ても最高におもしろくって、素敵な映画！！
そこかしこで出てくるくだらない（←イイ意味で）コメディーシーンも
ぶっ飛んだ（←もちろんイイ意味）ストーリー展開も、インド映画ならではのおもしろさ！
衣装やセットの鮮やかな色使いといい、華やかな歌とダンスといい、
最初から最後まで存分に楽しませてくれました。

特に「デーワンギーデーワンギー」のキャストのゴージャスさったら！
あまりたくさんインド映画を観ていない私でさえ、
「あ！この俳優さん観たことある！」
という有名な方がいっぱい出てきて、ものすごく興奮しました。
（ボリウッドにもっと詳しければ、さらに楽しめるんだろうなーと思いました☆）

今もずっとDVDプレイヤーにディスクを入れっぱなしにして、
ほとんど毎日観てしまうくらい、お気に入りの1本になっています。
何か嫌なことやつらいことがあっても、
1日の終わりに「Om Shanti Om」を観れば全部忘れられます♪
それくらいハッピーにさせてくれる、私にとってのNo.1フィルムです！
買って本当に良かったです。
迷っている方はだまされたと思って買ってほしいです（だまされませんよ）。

欲をいえば、インド映画翻訳プレイヤーに早く対応してほしいなー？
ということだけです（汗）
気長に待っていますので、どうかよろしくお願いします！

面白い映画でした！
ストーリーがありふれたものじゃなく
意外性があってめりはりがあってとても楽しめます。
音楽も大好きなものばかり。
特にアジャブシ？が大好きです。
ダンディディスコもいいですね！

目まぐるしく変わる展開に、一瞬たりとも目が離せませんでした！
ヒンディーも英語もイマイチな私にもストーリーはよく理解でき、(一緒に観たインド人の彼氏に説明してもらったりしましたが…)映画と共に泣き、たくさん笑いました。

インド映画初心者の方にも、マニアな方にもオススメしたいです！
本当に購入してよかったです。

驚いたのは、ファラ・カーン監督かその周辺のスタッフが、日本のアニメまで見ているのでは、と感じたことです。
生まれ変わったオムが、前世での事件現場で、ひとり雨漏りのする館の廊下を「誰かいる？」と歩き始めた時点で、むむむ、これは、大友克洋（『アキラ』や『老人Ｚ』の作者）のかなり前のアニメーション「メモリーズ」の第一話「彼女の思い出」と全く同じ画、動き、じゃあないかぁ〜、と見ていたら、次のシーン、シャンティの楽屋のドアをオムが開けると、幻のように揺らいだ映像のヒロインが、こちらに手を伸ばし、過去の映像が展開される（大友さんのアニメでは、花束を手にしたオペラ歌手）という所で、夫とともに、「なんじゃや〜これは〜?！」「全く同じじゃ〜！！」とのけぞってしまい、その後、ワケのわからない悦に入りました。
多分、いろいろな方が、「あ、この撮り方って、あれ？・・・」と様々なシーンで思われる映画なのでは・・・。
映画としては、足して２で割って余りなし、で、王道まっしぐらの極み。より深いモノを求めている方には、ボリウッド表層タイプムービー（って、そんな分類ないですよね・笑）として括られてしまうかも・・・。
それにしても、スターてんこ盛り、ボリウッドスター鍋、ごっつあんですっ(^_^)v