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ジュート
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■ジュートとは?
ジュートとは、中国原産と推定される、しなのき科の一年生草です。
別名では、黄麻(コウマ)、綱麻(ツナソ)、インド麻、カルカッタヘンプなどと呼ばれています。
麻の種類は複数あります。リネンは亜麻。ラミーは苧麻。ヘンプは大麻。そして、ジュートは黄麻という種類の植物からできる天然素材の繊維です。
ジュートは、主に熱帯、亜熱帯地域で生産されていて、生産量は、インドが世界一位、バングラディッシュが二位と続いています。また、中国やネパールなどでも生産されています。
また、モロヘイヤという野菜の名前で知られているシマツナソもジュートと称され、天然自然繊維として利用されています。しかし、黄麻(コウマ・ツナソ)から出来るジュート繊維よりは品質が劣ります。
■世界トップ! インドのジュート産業
ジュートの世界生産量は、インド、バングラディシュ両国で、全体の9割を占めています。インドのベンガル地方では、昔から、手紡、手織によるジュート産業が盛んでした。
そして、1850年代に英国人が本格的に織機工場生産を開始しました。
■自然に優しいエコ素材ジュートの魅力
ジュートは、地球の環境に優しいエコ素材として注目をされています。ジュートは自然素材なので、燃やしても有害物質を発生させませんし、土に埋めればバクテリアによって分解され、自然に返ります。
また、ジュートが育つ過程では、沢山の太陽光を必要とし、光合成が盛んに行われます。二酸化炭素を吸収量は、他の植物と比べると5〜6倍にもなるそうです。
ジュートを栽培することで、沢山の二酸化炭素を吸収できるために、地球温暖化の防止にもつながります。
ジュート素材は吸湿、放湿、通気性、耐久性にとても優れているので、バッグやポーチなどさまざまなハンドメイドアイテムに活用されています。