Main Hoon Na

英語字幕だけなので、観るのがちょっと大変でしたが、（英語なのに字幕が消えるのが早くて読み切れないことがある）とても良い作品です。
インドとパキスタン問題、そしてそれに伴うテロリストとの攻防を扱った重い部分もありますが、それをうまく学園ドラマとアクションに転換して楽しく描いています。こういうところの話つくりのうまさはさすがファラカーンだと思います。
この映画は、シャールクカーンのファンなら必見です。なぜかというとシャールクの軍服姿がとても麗しいからです（笑）。
アクションもかっこよくて思わず目が❤になります。
ただ、アクションシーンはちょっとCGが無理くさいところもあります。でもそこはご愛嬌。
学園の中ではみんなのお兄さんのようですが、アクション、ダンスは若者と全く引けを取らず、リードしているところはさすがです。
最後のエンドロールまで楽しめます。
日本の映画ではもう見れない、アクション、バイオレンス、ラブロマンス、スクール、ファミリーの要素がすべて入っている、最後まで飽きさせない映画です。
追伸：日本語訳があったらさらに良いのですがね・・・

個人的にはもっと社会的問題を扱う映画が好みます。しかし、この映画にはKabir Bediという名前の役者が出ています。彼は70年代ー80年代、特にヨーロッパで活躍した俳優で、大好きです。

のちに「Om Shanti Om」を生み出すファラー・カーン監督とシャールク・カーンのペアだけあって、アクション、サスペンス、恋愛、家族愛、さまざまな要素をこれでもかと詰め込んだ見ごたえのある作品でした。ダンスシーンは最高に楽しいし、ばらばらになった家族を、もう一度結びつけようとするラーム（シャールク）の姿には泣けました。