[テルグ語映画]MAGADHEERA

とにかく気合が入った作品！曲の内容に合わせて、スイスロケまでやっちゃってるし！
Youtubeで見ていたので、ラム　チャラン君のダンスの上手さは知っていたし、あれだけのマッチョな体なんだから、アクションもいいんだろうなぁと想像はしていたけれど、想像以上！特に見事な馬術にびっくり！これは、昨日今日始めた腕前じゃないなあ・・と思い、Wikiを見てみたら、馬術の達人と書いてあって、「やっぱり！」と納得。甲冑も似合うし、馬も見事に乗りこなせる。中世の兵士役ははまり役ですね。

全部で５曲ある音楽の中、最初と最後がアップテンポで、見ごたえのあるダンス。最初の曲ではチランジーヴィパパが出演していて、親子対決のダンスも披露。ちゃんと息子に花を持たせる形になっていて、親心にじ〜んと・・。コメディタッチで息子の髪型のことを茶化しているところもあって、息子の髪型が気に入らないのは、どこの国の親も一緒なんだなあ！とちょっと苦笑い。

５曲目のセクシーダンスでは、HAMSAという名前のお転婆（？）な役で出てくる女優さん（ダンサー？）が、んんんまあぁぁ〜〜〜！きれい！セクシー！イイおんなっ！！ダンスも見事！S.S.ラジャモウリ監督は、YAMADONGAでも、女優さんをびしょぬれにして踊らせていたけれど、ここでも派手に水をぶっかけていて、びしょ濡れでよつんばいで迫ってくるところは、鳥肌ものデス。このHAMSA役の人はなんという人ですか？もっと見てみたいと思いました。

南インドでは歴史的な大ヒット作品らしいので、もちろん見所はたくさんありますが、我が家で一番テンションがあがったシーンを最後に。
４曲目の王女と踊るシーンで
母娘「ラムちゃん！飛んだ〜〜〜〜〜！！！」
娘　「しかも赤いマントひるがえして〜〜〜！！」
母　「まわってるよ〜！」
娘　「赤いマントひるがえして飛んでいいのは、アンパンマンだけでしょうが〜〜！！」
母　「え？パーマンもスーパーマンも赤いマントで飛んでるよ。」
娘　「いいえ！公式に大衆の面前で飛んでいいのは、アンパンマンだけです！」
母　「そうなの？じゃあこれからは・・
母娘「アンパンマンとラムちゃんかぁ！！」

ものすごく盛り上がりました！必見です！（ウチだけかな？）

時空を超え現代に生まれ変わった登場人物が過去の因縁を持ち合わせて…。冒頭から、ラム・チャラン・テジャの Hey girl のダンスが圧巻。
サルマン・カーンに負けず劣らず、しなやかな身のこなし。このシーンを見るだけでも、この作品の価値があろうというもの。
物語は言葉の理解は不要、理解しやすい運びで十分に楽しめます。
品切れで、待った甲斐がありました。

ところでクライマックスで once upon a time…(昔々…）で終わるが、本編が長すぎて一枚のDVDでは収録しきれなかったのか、次回に続くの意味合いがあるのか、中途半端で不可解。

ダンスも１００人斬りのアクションも最高です。さあ皆様もちゃらん様に萌えて下さい！！
言葉が全く分からなくても、英語字幕読めなくてもしっかり楽しめる一品です！