CHAK DE! INDIA【ティラキタ日本語字幕】[DVD]

日本ではなじみが薄いホッケー。ルールもよくわからないし、インドで人気があることも初耳。そんな状況のまま「CHAK DE! INDIA」を見てみました〜。

わたしは「アタック?.1」「サインはＶ」で育った世代ですが、女同士の葛藤やチームの成長物語に共感する下地があるからでしょうか、すぐにグイグイ引き込まれました。
おなじみのインド映画の華やかさはないけれど、見ごたえのある堅実なドラマです。

ボリウッドセレブの女優さんを見ているとピント来ないのですが、インドでは女性の地位に関する根深〜い問題があると聞きます。映画の中でも、そんな背景を感じさせる場面があり、ますますインド女子チームに肩入れしたい気持ちが盛り上がりました。

インド各地から集まってきた個性豊かな選手たち。映画では彼女たちの「郷土色」を匂わせているようで、そこがキャッチできるともっともっと楽しめそうです。

あえて言うまでもないことですがシャールクは素敵です！おヒゲが似合いすぎてヤバイです！上司にしたい男ランキングに投票したい役柄です！
そんなハート型の目で見なくても、子どもからお年寄りまでみんなで楽しめる映画だと思います。

CHAK DE! INDIAのDVDとてもよかったです。
派手な内容ではないけれどよくできたスポ根？ものでした。
またまたシャールクカーンの演技力にハートでした。
この人はよくまあ違う人に変身するなあ。と。
インド映画にはまるとストーリーの深さや俳優の演技力、
そしてダンスの素晴らしさに見入り、日本の映画がチャチにみえてしまい
困ってます・・・（笑）。俳優もほとんどが演技力ないからがっかりだし・・・。

シャールクの鬼コーチっぷりが、「エースをねらえ！」などの往年の少女漫画スポ根ものを思い出させます。カッコ良くて惚れそうです。（怖いけど）　そして最初はそれぞれ自分本位だったチームの女の子達が、合宿の間コーチにたんまりしごかれチームプレイを教え込まれていくうちに、一人の人間として目覚め成長していく。コーチに反発していた選手も、試合を闘っていきながらその真意に気づき、応えるようになっていきます。
　信頼は闘って築け！と言わんばかりのストーリー、そして男たちよりも漢（おとこ）らしいインド女子ホッケーチームの物語でした。元気出ます。

インドと言えばクリケットと陸上ホッケーが国技。去年のクリケット20−20Ｗ杯でインドが優勝した時「Chakde India」という英文字が目立ちました。何のことかと思いきや「頑張れインド」。この映画に由来しています。主演のシャールーク・カーンが決勝戦をわざわざ観戦に来たのも納得。
宿敵パキスタンとの試合に負けた責任を負わされたイスラム教徒のホッケー代表選手カーン。リベンジとして弱小女子ホッケー代表の監督を引き受けるわけですが、各地からやって来た州代表選手たちは多民族多階層、同じチーム内で言語や生活習慣がまるで違う…日本代表チームでは考えられない根本的な問題からスタートします。共通の目標を持たせること、コミュニケーションを取らせること、仲間意識を持たせることから監督業が始まります。ワールドワイドなインド世界を実感させられる映画です。
インドでは今年からプロクリケットリーグが始まります。主演したカーンは監督より上の球団オーナーになりました。スポーツチームを持ちたくてたまらなかったそうです。この映画の出演が大きく影響したのは間違いないでしょう。

シャールク・カーンがホッケーの女子ナショナルチームのコーチということでしたが、
「女子チーム」というところがとても良かったと思います。

シャールクはさすがというか、コーチ役もばっちりでした。
（もちろんめっちゃカッコイイ！！＆髭の笑顔がなんかめっちゃ良かったです！！）

チームの女子役は有名女優でない分、
自分の身近にいるような普通の女の子として見れて、すごく感情移入しやすかったです。

女子のキャラクターもそれぞれ個性があって、ひとりひとりにすごく興味を持って見れました。

ケンカがあったり、チーム内でも仲良しグループがあったり、
と、「女子やなぁ〜」と思えるところが、
私自身女なのでよけいに面白かったし、
彼女達同士のやり取り、そしてコーチ（シャールク）とのやり取りも、すべて感情移入できました。

ファイナルマッチなど感動して涙が出る場面もありました。

笑えて、、、泣けて、、、
シャールク・カーンが主演という以外は、
ロマンスなし、アクションなし、有名女優の出演なし、の映画でしたが、、、
めちゃくちゃ良かったです！！

届いたその日からもう何度も見てしまいました^^。